牛さんのつめきり

 

こんにちはー

あったかくなったねぇ。

道東でも随分と雪がとけたのだけど、

うちの周りアスファルトじゃないからぬちゃぬちゃ!

まだまだ寒い日とぽかぽか暖かい日が続くね〜

この前雪が降った日はめちゃ寒くて

一気に景色まで冬に逆戻りしたよ

そんな日に、牛の削蹄をしてもらったよ

 

牛の蹄をきれいに整える専門の方たち、

削蹄師さんに牛一頭一頭、4本足全てみてもらったよ。

削蹄枠といって、牛の足を持ち上げておける器具に牛をおいて、

蹄の先端から地面につく真裏の部分まで、

丁寧にみてつめきりしてくれるよ。

牛の蹄は第二の心臓と呼ばれるほど、

血管のポンプが張りめぐらされていて

一括りに蹄の病気といっても、名前のついてる病気が何種類もあるよ。

そのくらい牛にとって蹄は命!

そりゃそうよね、700キロ近くの自分の体を支えている

たった4本の足、地面と接する部分は

蹄の裏のほんのわずかな部分。

蹄病は重症になったら立てなくなったり、

立てないとお乳を搾れないので

牛の健康が負のサイクルに陥るよ

足痛いと気持ちがブルーになるものねぇ。

私も牛に足踏まれたりサイズの合わない長靴で靴擦れしたりと、

足事情は散々泣かされてる。。

そうならないために、定期的なケアが必要。

パドックに出したり放牧したりしているなら

牛が歩く姿をみれるから、足や蹄が痛かったら

引きずって歩いたり、歩様がおかしいことで発見できるけど

牛舎につないだままだと、中々異常の発見が遅れるので

一年に3、4回は削蹄した方がいいと言われているよ

 

うちでは今回、1月に分娩した親牛たち33頭を

一気に削蹄してもらったよ。

一頭だけ包帯ぐるぐる巻きで帰ってきたよ

次は4月にもう半分の親牛たちをやってもらって、

雪がとけたらパドックに牛を出す予定でいるよ

 

週明けたらもう4月で

畑の雪が溶けて、地面が見えてきたら

肥料まきが始まる。あっという間だろうな

春よ早くこい!