6月16日からふたりで収穫はじめた今年の一番草。
少し時間はかかったけど、
本日7月11日、ロール集めを終えて二番草にむけて肥料まきも終わりました
今年はよく晴れた日が続いて、収穫作業が滞りなく終えることができました
とくに夏至の日は一日中日差しが届いて
乾いた良い牧草ができました!
春、雪解けがすすんであたたかくなるにつれ牧草の芽がのびて
6月から7月にかけて出穂する牧草を収穫するよ。
密閉してラッピングすることで牧草が持っている水分と微生物によって
ラップの中で発酵が進むよ。
これはサイレージとよばれてウシのための餌になるよ。
ひとが食べる発酵食品と同様に、良い感じに乳酸発酵すれば、
密閉状態で中身の牧草は長持ちするよ♪
とくに、写真のようにラップしたサイレージは
ロールベールサイレージとよばれているよ
ただ、少しでも水分が多かったり
雨にふられたりすると、ぐっと栄養価が下がって
悪い発酵が進んでしまって、くさくてウシが食べない草になってしまう。
牧草の栄養価が一番高くて牛も好んで食べるサイレージができるよう
酪農家は天気と勝負しながら、
毎日のウシのお世話をしながら牧草を刈り取って、乾かして、ラップしてという作業をしているよ。
一番草とよんでいるのは
8月から9月にかけて二番草を収穫するから。
草種や地域によっては三番草を収穫することもあります。
収穫の様子については
また別の記事でお話しできたらと♪