こんにちは
今月の初めから親牛が過ごす牛舎の工事が始まっていたのだけど、
昨日から育成牛*1の牛舎のほうも改修工事に取り掛かってもらったよ。
どーーん。
なんと、コンクリートひっぺがえしてるの!
前の農家さんが残していったものを、最低限そのままに、
私たちが作業しやすいように、そしてウシにとって快適であるようにと、
改修をしてもらうんだけど、
ウシの寝床にコンクリートの下地部分だったのかな、
金網みたいのが飛び出ていて、
ウシの体や蹄を傷つけてしまうといけないので
コンクリートから張りなおしてもらうよ。
あとは大きく変わるのは、外のパドックへの出入り口。
細かいところでは、柱の補強や水飲み場の新設、
コンセントの増設とかお願いしているよ。
大きくお金がかかってしまうけど、
ウシが入る前に直したい部分だから仕方ないね。
どこに投資するか、は就農候補地によっても様々で、
うちみたいに育成舎が古かったり、育成牛にあてられる牛舎がなかったり
牛舎施設は充実していても、牧草地が少ないとか。
最初に牛舎に投資して、ウシの暮らしやすい環境を整えるのか、
牧草地に投資して、良質なウシの餌をとる方向性か。
就農したところにどんな施設があるのか、
自分たちのやりたい酪農経営をイメージしながら、
農協の職員さんと話し合いながら、
今回の工事の考案を伝えているよ。
改修にかかるお金の話は、話題がそれちゃうからまた今度!
11月まで工事が続く見込みなので
進捗状況はまたお伝えしま~す!
*1:★育成牛って?
乳牛はヒトと同じくお産を経験しないとお乳を生産されないよ。
まだお産を経験していない、若い牛を未経産牛とか育成牛とかって呼んでいるよ。
生後24か月前後ではじめてウシはお産を経験するので、
それに満たない月齢の子たちを飼育する場所を育成牛舎というよ